2012年6月13日水曜日

井川線廃線ツアー

6月10日井川線の廃線ウォークに申込む。
9時千頭駅受付なので大阪から朝出ては間に合わない。5月同様サンライズのノビノビ座席で静岡まで行く。今回は1階。前回と違い遅れもなく定刻4:38に到着。
 下りの始発はなんと岐阜行き。そのまま乗ったら4時間28分かかる。3月でなくなった321M東京発静岡行きより長い東海道線では最長の普通列車。そのうち乗ってみようか。
5:01 静岡発 3127F
大井川鉄道の始発には1本余裕があるので先月通過して気になった用宗の木造倉庫を確認に途中下車。
5:07 用宗着
 倉庫の表側には駅員宿舎のような木造家屋
 昭和5年6月築
 大正4年3月築
 ホームの上家は昭和11年1月築
 煉瓦積みのホーム
5:23 用宗発
5:46 金谷着
大井川鐵道の駅はまだ開いていない。
 昨秋のダイヤ改正でもうSLは来なくなった。
6時過ぎに始発用の回送列車が新金谷から到着。駅員も同乗してきて漸く駅が開く。
 旧近鉄の16000系だが塗装の補修跡が痛々しい。それにしてもガラスはもう少し綺麗にならないもんだろうか。窓が開くなら開けるがはめ殺しなので景色を見るにはキツい。観光路線で売り出すなら配慮がいると思う。
金谷からの乗客は他にいない。
 フリーきっぷは往復ピッタリの値段なので1回途中下車してやっとお徳になる。時間的には2回可能だがギリギリは嫌なので有人駅の駿河徳山で下車することにする。
 新金谷で運転士さんから駅員さんに受渡されたタブレットホルダー。金谷・新金谷間はタブレット閉塞ということか。帰りはちゃんとチェックしよう。
 地名の日本一短いトンネル。もともとは上を通る貨物索道からの落下保護用シェルターだったそうだが今ではトマソンと化している。
新金谷からポツポツ客が乗ってくるが途中から制服を来た高校生が続々と乗ってくる。日曜日のこんな朝早くから何があるのだろう?千頭に高校があるのかなと思っていたら駿河徳山で一緒に降りてきた。
7:19 駿河徳山着
 有人駅なので硬券入場券を購う。
 1898年CAMMELL STEEL製のレールの柱
7:58 駿河徳山発
8:10 千頭着
受付は9時からなので駅周辺で時間をつぶす。
 昨秋は整備中だった転車台。手押しである。今回は時間が合わないが次回は回転を見たいもんだ。
 汲み上げ場所だろうか?
 井川行きの列車が発車
 燕の巣
 DLが単機でやってきた。
9時少し前から受付開始。改札からではなくアプトセンター横から入場。
 「いがわ」号
 DLはDD205「赤石」
 イベント用貸切である。間違って一般客のグループが乗り込んでたが降ろされた、と思ったら空いてたので結局乗ってくる。車掌さんに今日は何人と聞いたら「40人くらい」という返事だったが24人しかいなかった。現地受付で代金払いというやり方だとこうなるのだろう。
 レールの刻印
 特別乗車券
 木製のきっぷも付いている
9:22 千頭発
 川根両国の車庫
 アプトいちしろでアプト式ELを連結
 駅の外に出てみる
 旧井川線跡の遊歩道は工事中で通行止め
 90パーミルの坂を登る
11:12 井川着
 井川の先の堂平までを歩くと聞いていたのでこのトンネルを進むのかと思ったら一旦駅を出て井川ダムの方から廻っていく。
 普段は鍵がかかり入れない敷地に入る
 さっきのトンネルの反対側の坑口
 線路の残る廃線を歩くのは初めて
 白いのは蛭よけの塩
 堂平の広場。井川・堂平間は貨物のみ。
 元はそれなりの広さの駅構内だったらしいが土砂の堆積場となってしまい往時は偲べない。
1Km強15分程度の歩行なのでやや欲求不満だが仕方あるまい。
 工事中立入禁止の道を進む
 夢の吊橋を渡る。定員5人。
 適度に揺れて楽しい
 最後の階段上りがキツい
 昭和50年代の新興大仏。休憩中に気の毒なことに1人ご婦人が蛭に食われていることが判明。
駅に向かう途中の集落にあるアルプスの里で地元食材の弁当昼食。
 
駅の裏の方から戻ってきた
 廃線の橋梁
 「関の沢」号
 DLはDD201 ROTHORN
13:46 井川発 帰りは1駅だけなので貸切ではなく通常の便
14:05 閑蔵着
閑蔵からは14:10発のバスで千頭に向かう。バスだと千頭14:50発のSLに接続できる。
 長島ダム駅
 アプト区間の橋梁
 左下が工事中で通れない旧井川線
 奥泉駅前。弥生時代の住居形のトイレ。
 川根両国の車庫が見えたらもうすぐ千頭。
14:40 千頭着 
昨年はバック運転だった(大井川鐵道 惜別SLバック運転)SLに乗る。

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