大阪から半家に行くにも6時間以上かかるため北海道からの帰りを飛行機にしても夜出発プラス3連休でギリギリの行程。日の長さを考慮したら7月の3連休を使うしかない。途中の余裕を持たせるため1日有休を付けることにした。
予土線の連絡だけ考えれば新大阪7:58発ののぞみ97号で良いが途中下車をするため6:00始発のみずほ601号にする。新大阪のホームが21番線に変っている。
6:45 岡山着
7:08 岡山発の南風1号に乗換え。
宇多津で高松からのしまんと3号を2両後ろに増結。
多度津でフリーゲージトレインの試験車を発見したが座席反対側で撮影できず。帰りにも見えるかなあ。土讃線に入ってレールの継ぎ目のガタンゴトンのリズムにカーブの振り子の揺れが加わりディーゼルエンジンの通奏低音とにおいも相まって早くもトレインパッセンジャーズハイに近い感覚が起こり気分高揚してくる。
8:05 琴平着、途中下車。次の南風3号までの時間待ちの間、琴電に少し乗ることにする。
8:13 琴電琴平発
近代化産業遺産の土師器川橋梁を渡る
同じく産業遺産の綾川橋梁を渡ると滝宮だ
8:33 滝宮着
8:42 滝宮発
やってきたのは100周年記念ラッピング電車
JRの駅に戻る。
9:54 琴平発 南風3号
アンパンマン列車だ
前回(ツール・ド・四国 土讃線)普通列車でスイッチバックした坪尻、新改は特急は真直ぐ素通り。
高知で11:29〜11:39の間10分停車
駅は高架なので市電が見える。
須崎を過ぎて海が見える。前回(ツール・ド・四国 土佐くろしお鉄道)中村から高知までは暗くなっていたので窓外をじっくり見る。
12:47 窪川着
13:28 窪川発
川奥信号所で列車交換
車内アナウンス録音の背景をどうしようかと思ったがフィギュアの中に鏡の国のアリスがあってチェスの騎士とハンプティダンプティ(ゆでたまごだからツルツル頭は当たり前か)
がいたのでピッタリだ。
「次はハゲ〜」「誰がハゲやねん!」
「まもなくハゲ〜」「もうハゲとるわい!」
14:18 半家着
途中から他の乗客が居なくなっていたので降りるのはやや気が引ける。
雨が降っている
大雨となる。列車運行情報を確認すると予讃線の海線は運転見合わせになっている。正気になると俺は一体こんなところで何をしているんだという思いが湧いてくる。前後の線路が土砂崩れで塞がり半家に閉じ込められたらどうしようと不安になる。
幸いそのうち雨は小降りになり列車運行情報でも予土線は何も出ていない。
ダム放水のお知らせ。さっき見た沈下橋は水没するのだろう。
ようやく次の宇和島行きがやってきた
15:55 半家発 4825D乗込むと他の乗客はいない。
半家よさらば、また予土線に乗ることはあっても半家で下車することは2度とないであろう。さあ、いよいよ増毛に向けた旅の始まりだ。
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