2014年12月21日日曜日

木次線出雲坂根スイッチバック 

9/22(月)は出雲出張。朝イチからになり同行者は飛行機で間に合うが列車では間に合わないので前泊しなければならない。どうせ単身なので21日(日)はどう遊ぼうか選択肢が多く迷ったがJR西日本では唯一のスイッチバック駅の出雲坂根は通過しただけだったので降りてみることにした。
木次線は本数少ないので20日(土)ゴルフの後帰宅し着替えて新幹線とやくも乗り継いで新見に前泊。

9/21(日)芸備線の518発の一番列車で備後落合へ。霧が出ている。東城までは快速。木次線まで3時間近くあるので接続する芸備線で備後西城まで往復。
備後西城駅前には鉄道100年記念のC57 132の動輪が保存されている。比婆山の未確認生物ヒバゴン騒ぎを題材にしたヒネゴンなる映画があったようで撮影記念の碑まであった。
 
朝は肌寒いなと思ってホームの温度計を見ると10℃に届いてない。陽が上ったので日なたでミーアキャットとなって温まる。
備後落合からの下りは3段式スイッチバックを2段下って出雲坂根の駅に入る。
 1段目を下る
 2段目を下って出雲坂根到着
 3段目を下って行く
駅の前の渓流の崖に延命水があり車で汲みに来ている人たちがいる。
 延命水
出雲坂根でも次の下り列車まで3時間半待ち。1時間半ほどで上りの奥出雲おろち号がくるのでスイッチバックがはっきり分かる踏切で待ち受ける。ミンミンゼミがまだ鳴いていて季節が交錯する。
 八川から登ってきた
 
 出雲坂根に到着
 スイッチバック2段目を登って行く
 3段目登攀中
おろちが折返して来るまで2時間ほどあるが運行日に合わせて営業している駅の青空市でそば弁当と栗ごはんを買って昼食。素朴な味わいに秋を感じる。
おろちに乗車するのは2年ぶりだ。(一畑電車100周年と木次線奥出雲おろち号参照)前回は台風影響で雨だったが今回は天気に恵まれハッピー。上りは出雲市からだが戻りの下りは木次まで。
 三井野原から下ってきた
 上り普通列車が先に到着
 出雲坂根に到着
 木次に到着
降りつぶしの為接続列車はやりすごし1本後の列車で宍道に行き山陰本線に乗り換え。
木次ではおろちの車庫回送まで見物。
 回送発車
 側線へ侵入
 車庫へ
駅には木次線の展示資料室がある。
宍道に着いたら山陰本線は米子・松江間の信号機故障の影響でダイヤ大幅乱れ。
乗ろうと思ってた列車は運転取り止め。幸い20分遅れで来たやくもに特急券なしで乗せてくれた。
出雲市ではやくもとサンライズ出雲の発車を見送ってから引き上げる。1855ではもう暗い。夏ならサンセット出雲になっただろうが。
 やくも発車
 サンライズ入線
 サンライズ発車

惜別 日本海縦貫線で青森から下関へ③

9/15(月)最終日。倉吉発一番列車で山陰本線を下る。
赤碕で降りつぶし。
 空は秋の雲。朝日の当たる鉄路は美しい。
 
赤碕から乗車したのはキハ47でもタラコではなくツートンで嬉しい。
下市で停車時間中に降りつぶし。
御来屋のホーム待合室は車掌車ヨ5000利用。
 
 秋雲と大山
  伯耆大山は伯備線との分岐地点で貨物基地でもある
 米子に到着
 境線の鬼太郎ファミリー列車
 
 さっき伯耆大山で見かけた貨物が通過
 米子からはキハ187系のスーパーまつかぜに乗車。
 安来駅停車中
米子・安来間で線路内立ち入りがあったため20分ほど遅れて大田市着。
 大田市駅は石見銀山最寄り。
 跨線橋は明治23年帝国鉄道庁神戸工場製鋳鉄門柱の現存最古のもの。
スーパーおきまで時間があるので快速アクアライナーで先に進み温泉津で降りつぶし。
駅舎はJAの支所に併設されているが一緒に降りた温泉に行くおじいさんが以前の木造駅舎の時は寅さんのロケが来たと教えてくれた。
 温泉津から江津まで各停で進む。
 江の川を渡る。
 江津到着。
江津から益田までキハ187系スーパーおきに乗車。
益田から西は特急がないので各停3本乗り継いで下関まで行く。長門市、小串の乗換時間があまりないので効率は良いが慌ただしい。階段で渡らないといけないし。
 益田駅。
 長門市駅
 タラコが並ぶ
幡生の車両基地ではクモハ11発見。4年前に車両基地一般公開で見て以来だが野ざらしとは思わなかった。
青森出発から3日がかり57時間25分で下関に到着。天気にも恵まれ日本海を堪能した。
帰路は新下関から新幹線さくらに乗るが姫路でスーパーはくとに乗り換え。締めはやっぱり気動車だ。
 新下関
   夕食鉄弁
 姫路駅。播但線の昔生野銀山と姫路港を結んだ銀の馬車道ラッピング列車に遭遇
 
HOT7000系はまんが王国鳥取のラッピングで智頭急行20周年ステッカー付き。土産に姫新線キハ40とキハ122パッケージの揖保の糸そうめんを購入して帰阪。