2011年5月14日土曜日

股旅上州路

野呂さん、また旅?
股旅と言やぁ上州でやんす。


GWは自宅でおとなしくしている予定だったが、「旅をしないのか」と聞かれるとムクムクと意欲が湧いてきて調べてみると『4月29日上信電鉄デキ復活』、イベントは50人なので無理だが、3月に中止となった足尾鉱山ツアーの際に時間つぶしに上信電鉄制覇の行程を組んでいたこともあり、帰宅するにもちょうど良いルートなので4月28日終業後大阪駅に向かう。

切符は①大阪-東海道-湖西-北陸-信越-上越-高崎-東京-東海道-山科、②山科-大阪の連続切符。
連続切符になることで有効期間が9日間になり、5月6日始発で戻るのにピッタリとなる。


4月28日
大阪 18:42発 4039M サンダーバード39号 683系T46編成(クモハ683-5506+サハ682-4311+サハ683-4806+サハ683-4706+モハ683-5406+サハ683-4406+モハ683-5006+サハ682-4312+クロ683-4506)
自由席だったが連休前で混んでて満席。
金沢 21:21着 先行列車遅れの影響で3分遅れで到着。

急行能登発車まで1時間ほどあるので電車を見て時間をつぶす。
21:31 途中で追い抜いた日本海が発車。本日の牽引は緑のトワイライトエクスプレス色ではなく原色のEF81 107。
683系が来てサンダーバードと思ったら「おやすみエクスプレス」福井行だ。
金沢 22:29発 8602M 臨時の急行能登 485系K1編成(クハ481-346+モハ485-1088+モハ484-1088+モハ485-1057+モハ484-1057+クロハ481-1028)
2月に早朝逆方向の富山-金沢間を乗車した時は結構混んでたが震災の影響もあるのかガラガラ。隣は当然来ないので肘掛けを跳ね上げ、丸まって横になる。

泊までは近郊客の利用の方が多い。
富山でその手の若者グループが乗ってきてうるさい。
長岡で進行方向が逆転。ふと窓外を見るとホームの向かい側に日本海がいる。相当遅れてるようだ。1時間近く後に出発した急行に追いつかれるとは情けない特急だ。


4月29日

高崎 4:46着 高崎下車はほとんどいない。


ふと発車案内を見ると続いてあけぼのが来るので待つことに。






EF64 1032に牽引されあけぼの到着。

デキが動くまで時間があるので上毛電鉄を制覇しに行く。
高崎 5:25発 3425M 両毛線 黒磯行 107系R18編成(クモハ107-118+クハ106-118)。18禁か?

前橋 5:39着
こんな所から湘南新宿ラインが出ているとは知らなかった。
駅前の立派な欅通り。
ふーちゃんとはカラっ風のキャラクターだろうか。
JRの駅から歩いて10分ほどで上毛電鉄の中央前橋駅に。

現代的なガラス張りの建物でビックリ。
ホームの横は広瀬川。
中央前橋 6:09発 3番列車 700形(デハ712+クハ722)2両ワンマン
ぐんま昆虫の森のヘッドマークと車内飾り。
 大胡駅。
 赤城駅。待機中のりょうもう号
赤城の山も今宵限り。
アッシには係り合いのねぇこってござんす。
♫ど〜こかでぇ〜誰かがぁ〜きぃっと待ぁってぇ〜いてくれる〜...
西桐生 7:27着

 1928年築の駅舎
記念の入場券を購入。サービスで使用済みの硬券乗車券も入れてくれる。
歩いて5分ほどのJRの桐生駅へ。
桐生 7:27発 430M 107系R11編成(クモハ107-111+クハ106-111)

岩宿は社会の教科書にあった旧石器時代の遺跡の町。そこまで古くはないが年季の入った石積みの小屋。
ぐんまデスティネーションキャンペーンの湘南色115系とすれ違い。
 国定忠治の故郷
高崎 8:16着
いよいよ上信電鉄へ。1日フリー切符を購入。




上信電鉄高崎駅
 真ん中はED31 6
ホームにある年季の入った水飲み手洗い場。

















高崎 8:41発 13番列車 デハ252+クハ1301の2両ワンマン
沿線にはデキを狙う撮り鉄が。とは言えJRのイベントほどは混んでいない。
吉井駅で銀河鉄道999号とすれ違い。












上州富岡 9:20着
歩いて10分ほどの富岡製糸場へ向かう。
線路沿いにある倉庫。石積みの奥はレンガ、横は木造。
富岡製糸場の入口。時間がないので見学はせず、塀越しに眺める。
コロニアルな建物。お雇い外国人の宿舎だろうか?
八重桜の奥に見える繭倉庫。
同じ駅に戻るのもなんなので一つ先の西富岡へ。
西富岡 10:00発 15番列車 クモハ155+156
続いての途中下車駅は
なんじゃい?と駅に聞かれても客の方が困惑する。
漢字を読めば「みなみへびい」よりも「なんじゃい」の方がしっくりする。
南蛇井 10:12着
ここでデキの通過を待つことにする。


塀にはデキの絵。



デキの前に来たのはさっきの折返しの銀河鉄道999号だ。
11:08 いよいよデキがやって来た。
デキ3とデキ1の重連。後方のデキには客を乗せている。駅で停車しては客が交代する。普通の電車なら片道1時間だが、行きは1時間半、帰りは2時間かけて走る。
復活というだけあって車体やパンタグラフはピカピカ。
南蛇井駅では鉄はおろか客も他に居なかったのでゆっくり撮れた。
デキ発車後の次の列車で終点の下ネタではなく下仁田まで追っかける。
南蛇井 11:22発 19番列車 デハ503+504
沿線や途中駅で撮ってた鉄がやはり追っかけで結構乗っている。
下仁田 11:31着
1924年ドイツ製、今年87歳。
折返しの為のデキの付け替え作業を見物。
デキの発車まで時間があるので改札を出て腹ごしらえをする。下仁田はネギとコンニャクが有名だがB級グルメとして下仁田カツ丼があるという。何件も店はあるようだが駅に近いブラッスリー茶々という洋食屋に入る。12時前に入ったがやる気があるのか客が来てから行動を起こす感じで急ぐ客には向かない。下仁田カツ丼は卵でとじるのではなく、ソースでもなく、和風醤油出汁をブッかけるのが特徴。980円と結構な値段だと思ったがカツが2枚乗っかってて2人前と言っても良いボリューム。夕食はそんなに食欲が湧かず軽く済ませた。

12:43 デキ発車


レンガ倉庫

 ボロボロの貨車

 999号マークのデキの写真
 持ち送りの金物がレトロ
売れ残りの95周年記念乗車券を購入。1990年なので今や115年を過ぎている。

 何故か駅に二宮金次郎

下仁田 13:19発 32番列車 クモハ1201+1001
 レンガの抗口の旧トンネル
 999号とすれ違い
 吉井駅でデキを追い抜く
 群馬サファリパークのラッピング
高崎 14:17着
高崎で戻ってくるデキを狙おうかと思ったがバッテリー切れで断念。
高崎からは新幹線のつもりでいたがちょうど在来線特急があったので飛び乗る。
高崎 14:49発 3032M 特急草津32号 185系OM04編成(クハ185-308+モハ185-215+モハ184-215+モハ185-216+モハ184-216+サロ185-208+クハ185-208)
夕刻、何食わぬ顔で帰宅。

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